読了時間: 約10分(※笑いあり、涙なし、有益情報マシマシ)
🎯 こんな人に読んでほしい
- 丹沢や奥多摩のメジャーどころに飽きてきて「味変」したい人
- 「1700mとか無理やろ…」とビビってる初心者
- 日帰りでサクッと絶景を摂取したい、タイパ重視の50代
- 富士山ビューが好きすぎて、呼吸するようにシャッター切る人
- 「ハマイバって何やねん?噛んだんか?」と思った人
- 楽に“標高1700m登ってきたで”とドヤりたい人
【結論】塔ノ岳よりラク。なのに“標高1700mの絶景×2座”を2時間半で制覇できる、ズルい山だった。

今回歩いたのは、
湯ノ沢峠駐車場 ⇔ 大蔵高丸 ⇔ ハマイバ丸 のピストン(往復)コース
結論から言うと、
このルートは 完全に「登山界のチート」。
湯の沢峠駐車場(大蔵高丸・黒岳・破魔射場丸 登山口) / Yunosawa Pass Trailhead Parking (Okura-Takamaru / Kurodake / Hamaiba)(標高1700m付近)スタートという時点で、すでに勝ち確。
あとは少し歩くだけで、
- 富士山ドーン
- 360度パノラマ
- 北海道みたいなススキ草原
これ全部手に入る。
往復 2時間24分 で
- 大蔵高丸(1781m)
- ハマイバ丸(1752m)
の2座ゲット。
丹沢の塔ノ岳のつらさを「10」としたら、ここは「3」。
なんやねんこの山、タイパの詐欺か?
……合法やから安心してな。
なんで大蔵高丸に行こうと思ったん?


いつもの丹沢(塔ノ岳・蛭ヶ岳)も奥多摩も、
ありがたいことに “ほぼ登り尽くして” しまって飽きてきた。
「日帰りで、人少なめ、絶景、マイナー」
これ全部そろう山ないかな?と探してたら大蔵高丸を発見。
ワクワクして妻に報告したら
妻「それ、けっこうメジャーやで?」
_人人人人人人人人_
> なんやて!? <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄
恥ずかしかったけど、ええねん。
初めて行く場所は全部冒険や。
大蔵高丸&ハマイバ丸ってどんな山?
大蔵高丸(1781m)


- 山梨県大月市
- 山頂は高原状で360度展望
- 秀麗富嶽十二景「3番目」
- ススキとお花畑が美しすぎて「北海道かな?」って錯覚する
ハマイバ丸(1752m)


- 大蔵高丸から約30分
- 正式名称 破魔射場丸(はまいばまる)
- 昔ここで破魔矢を射る神事が行われていた場所(射場=イバ)
- 富士山が大蔵高丸より「さらにデカい」
行くならどっち?
両方行け。
片方だけやとラーメン食べて替え玉しないくらいもったいない。
アクセスと駐車場(※マジで注意)
- 中央道大月IC → 林道焼山沢真木線
- 湯の沢峠駐車場(大蔵高丸・黒岳・破魔射場丸 登山口) / Yunosawa Pass Trailhead Parking (Okura-Takamaru / Kurodake / Hamaiba)(10〜15台、バイオトイレあり)
ここだけは強調して言いたい。
林道、むっちゃ細い。10kmずっと細い。対向車来たら実質ラスボス。
登山よりこっちが核心部。
運転に自信ないなら覚悟して行ってな。
実際に登ってみた!— 50代おじさんのリアル時系列レポ —
10:57 湯ノ沢峠駐車場スタート
気温10度、快適。
スタート地点ですでに標高1700m付近というチート感。
【ミニ一言】
🟦 まだ歩いてへんのに「今日勝ったな」と思った。
(▶ 写真:駐車場と山々の景色)



11:14(17分後)湯ノ沢峠のお花畑
鹿よけ柵を開けると、金色のススキ原。
空の青とのコントラストがエグい。
【ミニ一言】
🟦 この景色、入場料とられても文句言わん。
(▶ 写真:金色に輝く広大なススキ草原)


11:44(30分後)大蔵高丸 山頂到着!
ここで自然に出たセリフがこれ↓
「えっ、もう着いたん? まだまだいけるな。ほな次、ハマイバ行こか。」
ほんまにそれくらいラクに着く。
山頂は広く、富士山がど真ん中にドーン。
南アルプス、甲府盆地まで全部見える。
【ミニ一言】
🟦 努力<絶景。これはズルい。
(▶ 写真:大蔵高丸山頂からの雄大な富士山)

12:15(31分後)ハマイバ丸 到着!
雑木林→草原と変化ある山道。
ただし、雨も降ってへんのにぬかるんでて滑る。
【ミニ一言】
🟦 「おっとっと!」10回。腰いわす寸前。
富士山がここではさらにデカい。迫力が段違い。
(▶ 写真:ハマイバ丸からの“さらに巨大”富士山)

12:48(33分後)大蔵高丸に戻る
日差しが強くて11月でも暑い。
景色の良さに気が散りがち。
【ミニ一言】
🟦 景色よすぎて帰り道の記憶が薄い。
13:21(33分後)湯ノ沢峠駐車場ゴール!
総所要時間:2時間24分
疲労:ゼロに近い
満足度:120点
【ミニ一言】
🟦 「まだ歩ける」で終われる山、ほんま貴重。
実際に感じたメリット/デメリット
◎ 良かった点
- 心肺と膝に優しい(50代に最適)
- 景色がバグってる
- タイパが異常に良い
▲ 注意点
- 運転が核心部(上級・対向車=ラスボス)
- ぬかるみ注意(スニーカー危険)
- クマ・シカおるから鈴必須


靴と装備
- 登山靴 or トレラン推奨
- スニーカーは晴天続きの時だけ可
- 街靴は絶対NG
- 熊鈴はマスト
まとめ

塔ノ岳みたいな“修行”はない。
筋肉痛もほぼない。
なのに1700m級の絶景を手に入れられる、反則コース。
こんな人にぜひ👇
- 丹沢・奥多摩に飽きた人
- 体力落ちたけど絶景は見たい人
- 「疲労ゼロ × 絶景」という矛盾を味わいたい人
- ハマイバの語源を誰かに話したい人
背徳感たっぷりの絶景体験、
ぜひどうぞ。
ただし……
帰りの運転で神経すり減るけどな!
<登山データ>
- 日時:2025/11/30
- ルート:湯ノ沢峠P ⇔ 大蔵高丸 ⇔ ハマイバ丸(往復:ピストン)
- 所要時間:2時間24分
- 標高差:約80m
- 難易度:登山=初級
- 運転=上級(対向車が来たら実質ラスボス)
- 装備:登山靴推奨、熊鈴、冬は軽アイゼン
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