【保存版】横浜にも「高尾山」があるんやで。歴史と絶景(とタワマン)を愛でる13kmの旅。

癒しと散策/Healing & Walks

【読了時間】約5分(カップ麺にお湯入れて、待ってる間にちょうどええくらいです)

【こんな人に読んでほしい】

  • 「高尾山」の人の多さにちょっと疲れる人
  • マニアックな所が好きな人
  • 週末、お金をかけずにお手軽ハイキングを楽しみたい人
  • あまり遠くへ行きたくないけど、絶景を見ながらボケーっとしてみたい人

【結論】

横浜の住宅街のすぐそばに、日本の地図づくりの原点と、静かな「森の回廊」がある。
標高100mと侮るなかれ。歴史と絶景、そして心地よい疲労感が味わえる穴場ルートです。


東京じゃないほうの「高尾山」へようこそ

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「週末、高尾山行ってきてん」
そう言うと、100人中100人が東京の八王子、ケーブルカーにお団子のあの山を思い浮かべると思う。

でも、僕が行ってきたのは「横浜の高尾山」です。
場所は横浜市緑区。標高は……なんと約100m(正確には100.46mらしい)。
「えっ、低っ!」って思うかもしれん(笑)。

実際に歩いてみたら、これがなかなかどうして、味わい深い「旅」になりました。
今回は、僕が実際に歩いてきた「十日市場駅〜すずかけ台駅」の縦走コースを、おじさんの腰の具合(笑)と共にご紹介します。


今回のルートと実績(ログデータより)

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まずは、実際に歩いたデータを見てください。

  • コース:JR十日市場駅 → 新治(にいはる)市民の森 → 三保(みほ)市民の森 → 高尾山(飯縄神社) → 東急すずかけ台駅
  • 歩行距離:約13.0km
  • 活動時間:3時間23分(休憩込み)
  • 累積標高(のぼり):412m

「え、標高100mの山やのに、なんで登りが400m以上あるん?」
実は僕も地図見て『ウソやろ?』って思いました。

このコース、森の中のアップダウン(谷戸地形)を何度も繰り返すから、
トータルすると東京タワー(333m)以上を自力で登った計算になるんです。

低山やからとナメてかかると、翌日しっかり腰にきました。
(僕がそうでした)


【コース解説】里山から歴史の頂へ

スタート〜新治市民の森(まさかの原風景)

JR横浜線の「十日市場駅」を出て、少し歩くと「新治市民の森」に入ります。

一歩入ると、「ここほんまに横浜か?」と疑うような景色が待ち受けています。
土の道、鬱蒼とした木々、湿地帯。昔ながらの「谷戸(やと)」の風景がそのまま残ってます。

整備されすぎてない、自然のままの空気を吸い込んでウォーミングアップ。
この時点で、もう「来てよかった感」あります。


森のハシゴ(新治〜三保市民の森)

新治の森を抜けたら、少しだけ一般道を歩いて、次は「三保市民の森」へ。
こうやって緑地を繋いで歩けるのが、このコースのいい所。

三保の森は尾根道歩きが気持ちええです。
すれ違うハイカーさんがいたら「こんにちは」と挨拶を交わすでしょうが、すれ違いませんでした。
……もしかして、僕だけ結界の中にでもおったんかな?(笑)


いざ、頂上へ! 高尾山と「飯縄神社」

三保の森を抜けて、少し急な坂と階段を登りきった先。
ここが今回のハイライト、高尾山山頂にある「飯縄(いいづな)神社」です。

ここで案内板を読んで、長年の謎が解けました。
「なんで横浜やのに高尾山なん?」って思うでしょ?

実はここ、あの有名な「東京・八王子の高尾山(薬王院)」から、
神様(飯縄大権現)を正式に分けていただいた(勧請した)由緒ある場所やったんです。

言うなれば「高尾山の横浜支店」。
パクリと違います。正統な暖簾分けや!(笑)

しかもここ、明治時代に「一等三角点」が置かれた場所でもあるんです。
まだGPSもない明治15年、地図を作るために、ここを基準にして日本を測ってたそうです。

「ここから日本という国を測ってたんか……」
そう思うと、こじんまりとした神社が、とてつもなく偉大な場所に思えてきませんか?


丹沢山系を一望!…やねんけど、ひとつだけ言わせて(笑)

神社の山頂からは、視界がパッと開けた特等席。
見てください、この景色。目の前に丹沢山系の山々が端から端までズラーッと一望できるんです。

手前には畑、その向こうには街並み。
(ニトリの看板が見えるのが生活感あって好き 笑)

ただな……正直なこと言うていい?
「あのタワマン、ちょっと邪魔やわ〜!(笑)」

せっかくの雄大な山並みの手前に、ニョキッと一本だけ生えてる立派なマンション。
「あれさえなければ完璧やのに!」と思いつつ、でもしばらく眺めてたら、
「まあ、これも今の時代の風景やな」と妙に納得してまいました。

大自然と生活感とタワマンが混ざり合った、ある意味ここだけの絶景。
ベンチに座って、その景色を見ながら食べるオニギリとビール飲んだら……そら、うまいやろうな〜。


ゴール(すずかけ台駅へ)

絶景を堪能したら、あとは下るだけ。
表参道を抜けて、国道246号の歩道橋を渡れば、ゴールの「すずかけ台駅」です。

13km歩いた後のアスファルトは足腰にきますが、達成感はありますよ。


ゴールの後の「本当のゴール」

まじめな話、ここまで歴史やら絶景やら語ってきましたけど、僕の本当の目的はこれでした。

下山後の、キンキンに冷えたビール。

今回一緒に歩いた仲間と駅前で乾杯したんですが、
身体中の細胞が「待ってました!」って言うのが聞こえましたわ(笑)。

13km歩いたあとの一杯は、どんな高級ワインよりも美味い。
正直、この瞬間のために汗かいてるようなもんです。


【おじさんからの助言】これだけは言うときます!(笑)

これから行く人のために、実体験からのアドバイスを少し。

靴はスニーカー以上で!

「公園散歩やろ?」と思ったら痛い目見ます。
土の道、木の根っこ、ぬかるみも結構あります。底のしっかりした靴で行きましょう。

地図アプリは必須

森の中は分岐が多くて、Googleマップだけやと迷うことがあります。
「YAMAP」などの登山地図アプリを入れておくのがおすすめです。
「新治・三保・高尾山」のルートが出てきますよ。

トイレと食料

各市民の森にトイレはありますが、売店やコンビニは森の中にはありません。
駅周辺で水分と行動食(チョコとか)を確保してから入山してください。
意外とトイレ探すの大変です。意外と町中なんで、そこら辺でするわけにもいきません(笑)


最後に

有名な観光地に行って、行列に並んで疲れるんもええけど、
こうやって地元の歴史に触れながら、静かに、でもガッツリ歩く休日もええもんです。

13km歩いた後のアスファルトは足腰にきますが、終わった後のビールが信じられんくらい美味かった!

次の週末、もし予定が空いてたら「神奈川の高尾山」、どうですか?
ほな、また次の記事でお会いしましょう。

筋肉痛が治ったら、またどこか歩きに行ってきます。
(次の日、腰きつかったけど、ええ日やった〜)

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