【犬連れOK】ただ“船に乗りたい”から千葉へ ─ 東京湾フェリーで行く雨の日ドライブ実走レポ

癒しと散策/Healing & Walks

保田小学校(宿泊¥4,200/入浴¥500)・伏姫籠穴(細道注意)・濃溝の滝(長靴推奨)・猟師工房ドライブイン
📖 読了目安:10分位だと思います。


💬 この記事で伝えたいこと

雨の日でも、思い立ったら動ける“50代の軽やかさ”をテーマにした実走レポです。
犬連れでも無理なく楽しめる千葉のスポットをめぐりながら、
「勢いで行く目的のない旅」のリアルな距離感・費用感・気づきをまとめました。

こんな人におすすめ
・犬連れで気軽なドライブ旅をしたい人
・雨の日でも行けるスポットを探している人
・「自由に生きたい」と感じ始めた50代の方

勢いで出ても大丈夫。
犬連れ・雨でも楽しめる“実ルート”と費用感を、この一本で把握できます。


🗓 旅のデータまとめ

  • 日付:2025年10月(雨)
  • メンバー:夫婦+柴犬(モミジ)
  • ルート:相模原 → 久里浜港(東京湾フェリー)→ 金谷港 → 道の駅「保田小学校」→ 伏姫籠穴 → 濃溝の滝・亀岩の洞窟 → 猟師工房ドライブイン(君津)→ 海ほたる(アクアライン) → 相模原
  • 所要:朝発〜夜帰着(丸1日)

💴 参考費用

項目料金・目安
フェリー(普通車・運転手1名含む)片道 ¥5,300/往復 ¥9,500
フェリー(同乗者大人1名)¥1,100
アクアライン高速代¥3,000〜¥4,000(祝日)
食事・入浴など各章参照

※ 価格・営業時間は変動あり。訪問:2025年10月。最新情報は公式サイトで要確認。


🐕 犬連れメモ(全スポット共通)

  • 基本:保田小学校はもちろんリード必須。屋内NG。テラス席活用OK。
  • 持ち物:足拭きタオル、飲水ボトル、濡れてもOKな靴。
  • 注意:自然スポットは滑りやすい場所あり。無理をしない。

プロローグ:夏休み初日の謎の衝動

夏休み初日の朝、目ぇ覚めてふと思った。
船に乗りたい」。それだけ。深い意味ゼロ。小学生みたいな理由や。

妻に「今日、千葉行くで」→「は?なんで?」の顔。そらそうや。
でも50代のおじさんが乗りたいと思ったら、そら行くんや。
人生、たまには勢いも要る。(もちろん目的なんてない。行き当たりばったりや)


🚢 東京湾フェリー:久里浜港 → 金谷港(約40分)

往復を“買わない”という贅沢

  • 料金:普通車 片道 ¥5,300/往復 ¥9,500(運転手1名含む。同乗者は別途)
  • 判断:往復お得(差額¥1,100)でも、帰り時間の自由を買って片道に。

往復券の方が安いけど、「この船で帰らなあかん」という縛りができる。
僕はその自由を買いたかった。1,100円で自由を買う。これが大人の贅沢や。

乗船体験

船内は広くて座席ゆったり。売店もあって快適。
……が、雨。デッキの視界は灰色×灰色。でもそれも旅の味。
休日でも空いてたのは、みんなアクアライン行くからかもな。

🎥 【動画】フェリーから見た東京湾の海(YouTube Shorts)
👉 YouTubeで見る

雨の中でも、エンジン音と波の音が心地いい。
“何も起きない時間”こそ、旅の贅沢かもしれへん。

家族の記憶

妻「ここ昔も来たで、子供らと」→僕「え、そうやった?」
完全に忘れてた。おっさんあるある。記憶の穴は深い。
笑って許してくれる妻に感謝(多分…)。

Tips|東京湾フェリー

  • 所要約40分。のんびり海越え体験にちょうど良い。
  • 車ごと乗れて楽ちん。雨でも移動ラク。
  • 最新ダイヤ&料金は要確認(2025年10月実走)。

🏫 道の駅「保田小学校」:廃校リノベが楽しすぎた

“学校まるごと”道の駅

1888年創立→2014年廃校→2015年「道の駅」へ。
廊下・黒板・表彰台・ロッカー…学校の記憶がそのまま残ってる。
体育館はマルシェに変身。地元野菜や海産物がズラッと。

食べてみた(正直レビュー)

  • アジフライ:普通。揚げたてやったら化けたはず(多分…)。
  • お弁当:まぁちょっと美味しい。雰囲気込みで“校内で食べる楽しさ”が勝ち。

泊まれる&風呂入れる(コスパ良)

  • 学びの宿(個室2〜4名):大人 ¥4,200/小人 ¥3,200/幼児 ¥2,000
  • 大部屋(合宿スタイル):大人 ¥3,600
  • 入浴のみ:大人 ¥500(平日10:30–16:00、土日祝10:30–14:00/木曜休)
  • 食事なし(夜は店休み多い)→ 持ち込み or 外食前提。
  • 予約は4日前まで電話。門限・消灯22:00。

犬連れ:室内NG/テラス席OK。

次回のやりたいこと:ランドセル背負って記念撮影(おっさんでも可)。
あとバイクで一人で来るのもアリやな。

Tips|保田小学校

  • 宿泊 ¥4,200 は破格。千葉観光の拠点に向く。
  • 風呂 ¥500 でリフレッシュ可。シャンプー等は販売(持参推奨)。
  • 最新の料金・定休日は要確認(2025年10月実走)。

🕳 伏姫籠穴:里見八犬伝の“静”と、細道の“緊張”

行き道が細い(ほんまに)

対向きたら詰むレベルの区間あり。
車幅&運転スキルに自信ない人は回避推奨。
駐車場は意外と広い/人はめっちゃ少ない=静寂。

遊歩道は“ちょっと”じゃない(別に山に登らないのなら行かなくてもいいレベル)

伏姫籠穴 ↔ 登山口 約1.1km(往復2.2km)。
雨上がりでぬかるみ多め。滑りやすい。
途中でサワガニ発見→モミジ突撃しそうになって慌てる(犬連れあるある)。

妻が「せっかくやし歩こか」と言ったけど、
正直“ちょっと”ちゃうで…と思った。(泣)

静けさの中にある里見八犬伝の世界は確かに深かった。
ただ、足元には注意や。

Tips|伏姫籠穴

  • 道が狭い区間あり。大きい車は要注意。
  • 遊歩道は往復2.2km(別に行かなくても全然OK。妻が行きたかっただけ)。
  • 雨後は防水・防滑装備推奨。
  • 人が少ない=別の意味で怖い。明るい時間に行こう。
  • ※帰る時、白い服のおじいさんがこっちに向かって歩いてきた時はマジでビビった。

🌿 濃溝の滝・亀岩の洞窟:モミジ本日いちばんの笑顔

到着してまず「涼しい!」

木々に囲まれて風が心地ええ。20分でサクッと散策できてちょうど良い。
江戸時代前期に手掘りされた人工洞窟(川廻し)。ロマンある。

ハート型は見れず。でも十分きれい

本命は春秋彼岸の早朝、晴天&無風&湿度が揃ったとき。
今回は雨上がりの昼。それでも十分満足の景色。

モミジ、川で大はしゃぎ

水辺大好き犬のテンション爆上がり。
飼い主の靴は濡れる→長靴 or 濡れてOKなサンダル推奨
(現地案内にも“長靴推奨”と書いてあった。なるほど納得)

🎥 【動画】柴犬モミジ、亀岩の洞窟で大はしゃぎ!(YouTube Shorts)

👉 YouTubeで見る

Tips|濃溝の滝・亀岩の洞窟

  • 散策20分で気軽。写真映え◎。
  • 足元は濡れる前提で。滑り止め必須。
  • 落石・増水の掲示は現地で最新確認。
  • ハート型狙いは3月/9月の彼岸早朝+天候条件がカギ。

🦌 猟師工房ドライブイン(君津):ジビエのテーマパーク感

ジビエ肉/毛皮/剥製の非日常感がすごい。
熊の剥製も鎮座(※千葉は本州で唯一の“クマ不在県”という豆知識)。
ビュッフェ(大人 ¥2,728・60分)もあったけど今回は見送り。

Tips|猟師工房ドライブイン

  • 道の駅「ふれあいパーク・きみつ」内。駐車無料。
  • 営業時間・定休は季節変動あり。最新情報要確認。

🌊 海ほたる経由で帰宅 → そして“結局プール”

行きは船、帰りは橋。海ほたるで海風に当たって1日を振り返る。
家に帰ってから——正直、疲れてプール回避したい気持ち100%。
それでも30分泳いだ。

なぜか?

そこにプール”があるからや。(ある登山家も言ってたやん!  違う!)
習慣は、未来の自分への“自動送迎”や!

泳ぎ終わったらスッと軽くなって、「やって良かったな」と思えた。


🌤 エピローグ:今日も生きてます

「ただ船に乗りたい」。その衝動だけで、ちゃんと一日が物語になる。
雨でも、計画なくても、行動すれば何かが起きる。

アジフライが普通でも、遊歩道が長くても、白い服のおじいさんが怖くても。
それらぜんぶ、あとで笑える“思い出”になる。

次は晴れの日に、また船に乗ろう。
今度はバイクで一人で来よう。


📍この記事の“実用”まとめ

  • フェリー:片道 ¥5,300(運転手含む)/往復 ¥9,500。
     → 安くなるが「帰りの便縛り」があるため、自由度重視なら片道×2もアリ。
  • 保田小学校:宿泊 ¥4,200・入浴 ¥500。夜は食事なし前提で計画。
  • 伏姫籠穴:車道狭い&遊歩道往復2.2km(行かなくても良い)。雨後は無理せず。
  • 濃溝の滝:長靴推奨。彼岸早朝のハート型は条件厳しめ。
  • 犬連れ:保田小学校ではテラス席活用を。水辺の滑りやすさ・水濡れ対策を。

※ 本記事の体験は2025年10月。料金・営業時間などは最新の公式情報をご確認ください。

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