── 50万円のMacBook Proと、僕らの時代の50万円
📖 読了目安:5〜6分
🎯 この記事を読んでほしい人
- ✅ 子どものお金の使い方に驚いたことがある親世代の方
- ✅ Z世代と団塊ジュニア世代の価値観の違いに興味がある方
- ✅ 「投資」と「浪費」の境界について考えたい方
- ✅ 自分なら50万円をどう使うか考えてみたい方
📝 この記事の目的
- 息子世代(Z世代)が「夢への投資」としてお金を使う姿
- 団塊ジュニア世代である僕自身が経験した「守りの50万円」
この2つを対比しながら、お金の使い方に映る生き方の違いを考えていきたいと思います。
息子が選んだ「夢を形にする武器」

息子はいま、ゲーム会社でグラフィックデザイナーとして働いています。
仕事が終わっても帰って机に向かい、休日もずっと絵を描き続けてる。最近はコンクールに出す準備までしてるくらい、本気なんです。
「前のMacがすぐ熱持ってしまうんだ」
── そう言って笑う息子。なるほど、それなら買い替えもしゃあないかー。
(いやいや、でも50万円やでー!)
しかし彼には、将来「絵本を書く」という夢があります。
そう考えると、MacBook Proはただの道具やなくて、彼にとっては“夢を形にする武器”なんだと思っています。
50万円の行方:僕の「浪費」と息子の「投資」

僕の若い頃なら、50万円あったら車やバイク、娯楽に使っていたかもしれない。
いや、もっと正直に言うと、酒やタバコみたいな「浪費」に消えていたかもしれない。
息子は50万円を「投資」に使った。僕は50万円を「浪費」に使ってた。
同じ50万円でも、ここまで意味が変わるんかと驚かされます。
Z世代の価値観と働き方 ─ 会社は通過点

Z世代は、生まれたときからスマホやネットが当たり前の「デジタルネイティブ」。
効率を大事にしつつ、自分らしさや夢への投資は惜しまへん。
「今の会社にずっといるかわからない」
── えっ、うそやろ!? 僕らの世代なんか就職するのに必死やったのに。
息子の50万円は、自分への投資として価値があると感じた。最初は驚いたけど、多分彼の使い方の方が正しいんやろうと思う。
少しずつ、日本も“守る”から“投資する”へと意識が変わってきてるのかもしれない。
団塊ジュニア世代の葛藤:就職氷河期と「守りの人生」

一方で、僕ら団塊ジュニア世代はどうやったか。
人数は多いのに就職口は少なく、ちょうどバブルはじけて就職氷河期ど真ん中。
「とにかく就職すること」がすべてで、やりたいことなんて特になくても、まずは職にありつかなアカンかった。
正社員になれず非正規で働く人も多く、ただ生きるだけで精一杯。
せやから「本当に価値のあるものは何か」を考える余裕なんて、ほとんどなかったんやと思う。
まとめ:お金の使い方に映る生き方

今の子は、本当に欲しいもんを買う。
本当に価値あるもんにお金を使い、本当に価値ある人生を歩もうとしてる。
僕ら団塊ジュニア世代は、競争と就職に追われ、「本当に価値のあるもの」を見つめる余裕がなかったのかもしれません。
だからこそ、息子世代の姿がまぶしく映るんやろな。
お金の使い方には、その人の生き方が映し出される。
💡 世代間の50万円の対比
僕ら世代の50万円 | 息子世代の50万円 |
守りの50万円 | 挑戦する50万円 |
👉 あなたなら、その50万円をどう使いますか?
🔗 関連記事はこちら
- 残された“3球”で、なにができる?──サンキューピッチと僕の人生
限られた資源(時間・お金)をどこに“投資”するか=本記事の核と直結。- 家族4人で月4,500円!スマホ代を賢く節約して未来に投資する50代の家計術
“守る節約→自己投資”の実践例。50万円=配分の話に橋渡し。- 50代の僕にはちょっとよくわからない、Z世代の“リアル主義”──BeRealってなんやねん?
Z世代の価値観(自己表現・効率・体験重視)を補強。親世代の理解を深める導線。
コメント