【横浜・こども自然公園】富士山とカモと、ゲンジホタル生息地

癒しと散策/Healing & Walks

読了時間:約8分

お正月、横浜のこども自然公園を妻と柴犬のもみじと歩いてきた。

ただの散歩のつもりが、雪をかぶった富士山が見えて、池にはカモが浮かんでいて、しまいには「ゲンジホタルの生息地」って看板まで出てきて、ちょっとびっくりしたんやな。

町中やと思ってた場所に、まだこんな自然が残ってるんや。その日に感じたことを、ぼちぼち書いていく。

こんな人に読んでほしい

  • 横浜エリアで、犬と一緒にゆっくり歩ける公園を探してる人
  • お正月〜冬に、家族と静かに自然散策したい人
  • ゲンジホタルを一度ちゃんと見てみたいなぁって思ってる人
  • 町中からふと富士山を見て、心を整えたい50代

今日の結論(ちょっとだけ先に言うておく)
横浜のど真ん中に、水辺・森・田園・富士山ビュー・ホタル生息地まで揃った「ちょうどええ」自然公園があるで。冬は冬で凛としてて、6月はゲンジホタルの舞が待ってるらしい。

横浜市旭区・こども自然公園ってどんなとこ

こども自然公園の入口案内図の前に座る柴犬もみじ
公園入口の案内図。もみじはもう「行くで」って顔

まずは今日行ってきた場所の基本情報を、先にざっくりまとめておく。

  • 名称:横浜市こども自然公園(通称:大池公園)
  • 住所:神奈川県横浜市旭区大池町65-1
  • アクセス:相鉄線「南万騎が原」駅 徒歩7分/「二俣川」駅 徒歩15分
  • 駐車場:第1〜第3あり(2時間300円、以降20分50円)
  • 見どころ:大池・中池・教育水田・バーベキュー広場・ちびっこ動物園・ホタル生息地
  • 地図:Google マップで見る

駅から歩いて行ける距離で、これだけ広い自然が残ってる公園は、正直なところ神奈川でもそう多くない。二俣川の源流域にあたる「谷戸(やと)」地形の中に、池と水田と林が絡み合ってる、ちょっと珍しい場所やった。

入口の案内図を見て、公園の広さに怯む

こども自然公園のバーベキュー広場を示す案内図
地図を見た瞬間、「ここ、思ってた3倍くらい広いな」って妻と顔を見合わせた

駐車場から歩き始めて、最初に出会ったのが大きな案内図やった。

見てみると、大池を中心に、中池、教育水田、ちびっこ動物園、バーベキュー広場、梅林、青少年野外活動センターまで散らばってて、地図の端から端まで歩いたら結構な距離ある。

「これ、今日全部は無理やな」と妻。もみじは案内図の前で「早よ行こや」って顔で僕らを見上げてくる。とりあえず水辺を目指して歩き出した。

池の水面に浮かぶカモたち

こども自然公園の大池に集まる数羽のカモ
キラキラ光る水面に、カモたちが思い思いに浮かんでる

大池に着くと、水面に光がきらめいて、その中にカモが何羽も浮かんでた。

池のほとりに立ってると、1羽のカモが水面を助走して、バシャッと羽音を立てながら飛び立っていった。空気が凛としてるから、翼の音までよく聞こえる。

大池の水面から飛び立つカモ
水面から羽ばたいて飛び立つ瞬間。カメラが追いつかへんかった

都会の池やのに、水鳥たちの距離感がやたら近い。怖がらずにこっちを見てる感じがして、「ここ、ええ公園やな」とその瞬間に思ったんや。

ほのぼのしてるのに、どこか凛としてる。冬ならではの空気感やった。

町の中から、頭に雪をかぶった富士山が見えた

こども自然公園から見える雪をかぶった富士山
木々の合間からスコーンと富士山

歩いてる途中で、ふと視線を上げたら、木々の合間に富士山が見えた。

しかも、頭に雪をきれいにかぶってる。これには正直、ちょっと感激してしもうた。

横浜の町中から、こんなくっきり富士山が拝めるなんて思ってなかった。新年早々、雪富士を拝めたら、それだけで一年分の運を使った気になるな。妻と「今年ええ年になりそうやな」って冗談言いながら、しばらく立ち止まって眺めてた。

もみじ、冬の森と草原を子どもみたいに走り回る

冬枯れの草原を走り回る柴犬もみじ
草原で全速ダッシュかますもみじ

大池のまわりをぐるっと歩いてから、少し森の中へ入っていった。

落ち葉を踏む音がカサカサ鳴って、もみじはその音を楽しむように、先へ先へと走っていく。途中の階段のあたりでは、立ち止まってこっちを振り返って、「まだか?」って顔をしてた。相変わらず自由やな。

落ち葉の積もった道を歩く柴犬もみじ
落ち葉の絨毯を独り占めするもみじ

開けた草原に出ると、もみじのテンションは完全に子どもに戻る。広さを使い切る勢いでダッシュして、急に止まって、また走る。その無邪気さを見てるだけで、こっちの心が整っていく感じがあった。

犬を連れて来てるファミリーもちらほらいて、人は多すぎず少なすぎず、ちょうどええ感じやった。

ゲンジホタルの生息地があった話

横浜市指定天然記念物 こども自然公園のゲンジホタル及びその生息地の解説板
横浜市指定の天然記念物。解説板を読んでしばらく固まってた

さらに歩いていくと、木の杭に「天然記念物」って文字が見えた。

近づいてよく見ると、「横浜市指定天然記念物 こども自然公園のゲンジホタル及びその生息地」って書いてある。

ホタル生息地の案内看板と立ち入り制限エリア
ホタル水路のエリアは、人が入らんようにしっかり守られてる

これは正直、知らんかった。横浜の町中に、ゲンジホタルが自生してるエリアがまだ残ってるなんて。

解説板によると、谷戸の地形が湧き水を安定して供給してくれてて、その水と土手と斜面林がそろってるから、ホタルの幼虫も成虫も、ここで世代を繋いでこれたらしい。

立ち入り防止の柵がしっかり設けられてて、地元の人やボランティアの方が長い時間かけて守ってきた場所なんやな、というのが伝わってきた。

6月にまた来てみたい。ただし、蚊対策はちゃんとしてから。

教育水田とホタル水路周辺の風景
教育水田の脇。6月にはここのあたりが幻想的になるらしい

実は僕、ちゃんとホタルを見たことがない。

子どもの頃、近所の川で小さい光をちらっと見たことはあったかもしれんけど、「今、ホタルを見ている」って意識して眺めた経験はたぶんない。

このこども自然公園では、5月下旬〜6月中旬がピークらしい。夜に出直してきたら、この水田と水路のあたりが、微かな光でぽつぽつ満たされるってことか。想像するだけで、ちょっとゾワっとする。幻想的で、神秘的で、なんか人生観まで変わりそうな気がしてしまう。

ただし、一個だけ心配がある。蚊や

水辺・森・湿地・夕方〜夜。蚊の四重役満やないか。

虫除けスプレーを使いたいところやけど、ホタルにとって虫除けの成分はあんまりよろしくないとも言われてる。長袖・長ズボン・帽子・ハッカ系のスプレーを軽く、みたいな物理+穏やかな対策で挑むのが現実的やろか。あと、ホタル観察のマナーとして、懐中電灯やスマホの光はホタルの発光を邪魔するから、控えなあかんらしい。

今度、6月に、ちゃんと装備整えて出直す。これは決定。

(同じ横浜の自然を歩いた横浜・緑区の「高尾山」を歩いた13kmハイキングのレポもどうぞ)

まとめ

お正月に、妻ともみじと、こども自然公園を歩いてきた。

水辺にカモたち。町中からスコーンと雪の富士山。もみじは冬枯れの草原で子どもみたいに走り回る。そして最後に、ゲンジホタルの生息地。町中にも、ちゃんと自然は残ってる。

冬は冬で、空気の透明感と静けさがええ。でも、6月にもう一度来て、今度はホタルの光を見てみたい。そのとき、またこのブログで報告するわ。

田園風景まで残ってる公園って、なかなかない。横浜在住の方も、近郊に住んでる方も、愛犬と一緒にでも、家族でも、一度ゆっくり歩いてみてほしい場所や。

(犬連れの海辺散歩は二宮果樹公園から袖ヶ浦海岸へ歩いたレポもどうぞ)
(もう少し山歩きしたい日は厚木・小町神社から高松山のハイク記録もどうぞ)

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