50代おじさん、ふるさと納税について考える

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【2025年10月改正】ポイント終了!9月までのラストスパートと新しい選び方

📖 所要時間:8分


このブログはこんな人におすすめ

  • 「ふるさと納税は気になるけど、制度改正って結局どうなるの?」と思っている方
  • 楽天やAmazonをよく利用していて、9月までにお得に利用したい方
  • 10月以降の新しい選び方や楽しみ方を知りたい方
  • ポイント還元だけじゃなく、返礼品や地域応援の視点も大切にしたい方
  • 初めてふるさと納税をする方、または毎年なんとなくやってきたけど「これを機にちゃんと理解したい」という方

導入文

「今年こそふるさと納税に挑戦しよう」
「毎年、楽天でポイントもらって賢く寄付してるんです」

そんな声も、今年で少し変わりそうです。

ここで整理しておきたいのが、ふるさと納税は“寄付”いうても、ほんまの寄付とはちょっとちゃうねんということ。
法律上は「寄附金控除」の仕組みを使ってるから寄付って呼ばれてますが、実態は税金の前払い&振り分けです。

どうせ払う税金を「どの自治体に回すか」選べる制度。そこに返礼品までもらえるのがユニークなところなんです。

そして2025年10月から、そのルールが大きく変わります。
これまで当たり前やったポイント還元が終了するんです。

「え、じゃあもうやる意味ないんちゃう?」と思うかもしれません。
でも実際は、ふるさと納税が「本来の姿」に戻る転換点なんです。


1. 歴史的転換点! 2025年10月、何がどう変わる?

ルール変更の具体的な内容

  • 9月30日まで:楽天やふるなびなどを通じて寄付すれば、キャンペーンや買い回りで最大30%以上のポイント還元も可能。
  • 10月1日から:総務省の制度改正により、ポイントやギフト券といった金銭的な特典は全面禁止。

なぜ禁止になったのか?

  • 制度の目的は“地域応援”
     本来は、都市部に集中する税収を地方に回し、地域活性化につなげるための仕組み。
  • 実態は“ポイント合戦”に
     「どの自治体を応援したいか」ではなく「どこで一番得するか」で選ぶ人が増えた。
     楽天など大手ポータルが過剰なポイントを付与し、制度の趣旨から外れていた。
  • 自治体間の格差拡大
     返礼品やネット販売に強い自治体が有利になり、小さな自治体は埋もれてしまった。

今回の改正の意味

  • 消費者にとっては「ポイントがなくなる=改悪」。
  • 制度全体では「お得合戦から地域応援へ」という正常化。
  • “税金の振り分けを自分で選ぶ制度”として、本来の形に戻る。

50代おじさん的ひとこと

正直、僕も楽天の30%還元は楽しんでた一人です。
「ふるさと納税=得するイベント」って感覚でした。

せやけど冷静に考えると、税金を払うのに“どこで一番得か”を競うって、なんか変やろ?
これからは「応援したい自治体」「欲しい返礼品」で選ぶ──そんなシンプルで気持ちいい制度に戻るんかもしれません。


2. ラストスパートは9月末! 楽天ふるさと納税で“最後のポイ活”

楽天ふるさと納税は、ポイント還元の大本命。

  • 「楽天スーパーセール」や「お買い物マラソン」
  • 「0と5のつく日」キャンペーン

これらを組み合わせれば、還元率30%超えも狙えます。

さらに「あとから選べる」サービスを使えば、9月中に寄付だけ済ませて、10月以降にゆっくり返礼品を選ぶことも可能。

👉 ただし駆け込み需要で人気返礼品は売り切れることもあるので、早めの寄付が安心です。


3. ポイントがなくても楽しい! 10月以降の“返礼品重視”スタイル

10月からはポイント還元がゼロに。
でもそれで「やる意味がなくなる」わけではありません。

これからは、シンプルに「どんな返礼品が欲しいか」で選ぶ時代。

  • 食卓を彩るお肉や魚介、果物
  • 日常で役立つお米や日用品
  • ちょっと贅沢な伝統工芸品や地域限定グッズ

さらに意識を少し広げると満足度がアップします。
✅ 寄付金の使い道を見て、共感できる自治体を選ぶ
✅ その土地ならではの特産品を選ぶ
✅ 長く応援したい地域を決めて寄付する

👉 「返礼品で得した」だけでなく、「地域の役にも立った」と思えたら、ポイント以上の喜びになります。


4. ポイント終了時代の注目株? Amazonふるさと納税の便利さ

2024年に始まったばかりのAmazonふるさと納税。
ポイント終了後も注目される理由は、“便利さと快適さ”です。

  • 最短翌日配送・日時指定OK
  • Amazon限定返礼品あり
  • 普段のAmazonアカウントで寄付できる(住所やカード入力の手間なし)
  • レビューを参考に選べる安心感
  • 少額寄付もしやすいラインナップ

👉 僕自身は「ほしい時にすぐ届く」のが一番ありがたい。
従来のふるさと納税は届くまで待つのが当たり前でしたけど、Amazonだと近所のスーパー感覚やで。これは大きな魅力。


5. Q&A:10月からはアマゾン一択なの?

Q. 楽天のポイントがなくなったら、アマゾン最強ですか?

A. 便利さではAmazonが有力ですが、“一択”とは言えません。

  • Amazonが向く人 → すぐ欲しい、生活必需品中心、限定品に惹かれる
  • 他サイトが向く人 → 返礼品を横断比較したい、寄付金の使い道を重視したい、オンラインワンストップ申請をラクに済ませたい

6. オンラインワンストップ申請の対応状況

ポータルオンライン申請対応特徴注意点
さとふるアプリで完結、複数自治体まとめ申請も可能非対応自治体は紙
楽天楽天会員なら履歴から申請可能自治体ごとに差あり
ふるなびアプリ+マイナンバーカードで申請一部自治体未対応
Amazon自治体マイページ依存/アンケート必須Amazon単体では不可

7. 改悪? それとも改善?

正直に言えば、消費者目線では「改悪」です。
30%超のポイント還元がなくなり、「ふるさと納税=得するイベント」という楽しみ方は終わります。

でも制度全体で見れば、これは確かに「改善」
税金の振り分け先を「どこで一番ポイントが付くか」ではなく、
「どの地域を応援したいか」や「どんな返礼品を選びたいか」に戻す流れやからです。

僕自身は、「お得は減るけど、どうせ払う税金なら何かもらった方がええやん」と思っています。
そしてその“何か”をどう選ぶかで、ふるさと納税はもっと面白くなるはずです。


まとめ

2025年10月の制度改正は、ふるさと納税が「お得合戦」から「返礼品の楽しみ+地域応援」へ進む大きな転換点です。

  • 9月までは楽天で最後のポイント総取り
  • 10月以降はAmazonで便利さを楽しむ+地域応援

「お得さ」から「快適さ」へ。
ほんでその先には、「自分の選択で地域を応援する」という新しい寄付文化の広がりが待ってるんちゃうかな。

👉 楽天ふるさと納税「あとから選べる」
👉 Amazonふるさと納税

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