もみじと暮らす/Life with Momiji癒しと散策/Healing & Walks

大和市・泉の森で柴犬と散歩した。昔の日本に、ちょっと救われた話

もみじと暮らす/Life with Momiji

どうも、ヒロシです。

最近、仕事でちょっとしたストレスを抱えてまして。仕事内容というより、やっぱり人間関係なんやと思いながら歩いてました。

そんな気分転換に、柴犬もみじと神奈川県大和市の泉の森へ。数時間歩いて、帰ってきたら少し心が軽くなっていました。


こんな人に読んでほしい

  • 神奈川でのんびり歩けるお散歩スポットを探している
  • 犬を連れて行ける無料の公園を探している
  • 仕事や人間関係に疲れて、ちょっとリセットしたい
  • 昔の日本の暮らしや民俗文化に興味がある

この散歩で気づいたこと

江戸時代の人も、きっと大変やったと思う。でも茅葺き屋根の古民家の前に立って、水車がゆっくり回るのを眺めていたら、なんか気持ちが楽になりました。そういう場所です、泉の森は。


泉の森ってどんな場所?まず基本情報から

泉の森のガイドマップ看板
入り口付近の案内マップ

泉の森は、神奈川県大和市上草柳にある自然公園です。相模川水系の地下水が湧き出す谷戸地形を利用してつくられた公園で、入園料は無料。24時間開放されています。

電車でのアクセスは、相模大塚駅から徒歩15分、鶴間駅から25分。コミュニティバス「やまとんGO」を使えば150円で行けます。

場所神奈川県大和市上草柳
入園料無料・24時間開放
駐車場無料・3か所・計122台
電車相模大塚駅 徒歩15分 / 鶴間駅 徒歩25分
バスコミュニティバス「やまとんGO」·150円
売店土日祝のみ・11–15時
OK(リード必須・フン持ち帰り)
施設自然観察センター「しらかしのいえ」(月曜休・無料)、郷土民家園(月曜休・無料)

じゃらんnetの評価は4.0(「王道」タグあり)。行ってみて、納得しました。

葦と池。泉の森の水辺の生き物たち

泉の森の葦と池の風景、神奈川県大和市

最初に目に入ったのが、葦でした。池の縁に沿って、背の高い緑の葦がびっしり生えている。都市公園でこれだけの水辺の植生を見られるとは思ってなかった。

この公園の水は、相模川水系の地下水が自然に湧き出したもの。人工の池じゃなくて、大地から水が出てきてる。そう知ってから見ると、風景の意味が変わる気がします。

葦の中には野鳥が巣をつくり、水面にはトンボが飛ぶ。自然観察センター「しらかしのいえ」(無料・月曜休)では、この生態系について展示しています。

水辺が好きなもみじ。今日も興奮が止まらない

泉の森の池・水辺の風景(神奈川県大和市)

もみじは水が好きです。池が見えた瞬間、体全体が変わる。鼻を前に出して、首を伸ばして、耳が立つ。

「またや」と思いながら、もみじのペースに合わせてゆっくり歩きました。

池の水は澄んでいて、葦の縁がきれい。もみじは音もなく岸沿いを歩いていました。

水辺の散歩がお好きな方には、二宮の袖が浦海岸もおすすめです。海沿いのまた違った風景を楽しめますよ。

川に突入した。

泉の森の小川の中に入る柴犬もみじ(神奈川県大和市)
もみじ、「乾いてる? 知らん」

木橋のそばに、地下水が流れる浅い小川があって。もみじはそれを見た瞬間、決めてました。

ためらいゼロで突入。前足を水につけて、鼻を低くして、尻尾は高く。

岸から眺めながら、正直ちょっとうらやましかった。あれだけ迷いなく動けたら、人生どれだけ楽やろと思って。

水車のそばで、昔の日本を想った

泉の森の「ここは大切な水源地です」の看板
「ここは大切な水源地です」

「ここは大切な水源地です」という看板の前で、少し立ち止まった。

そこからほど近く、木橋の近くを流れる小さな川のそばに、古い木製の水車がゆっくり回っていました。

17秒だけ動画に撮りました。ただ見てるだけで、なんか落ち着く。

ここに立って、昔ここに住んでいた人たちのことを考えた。水を汲んで、田んぼを耕して、機械もなく生きていた人たち。

現代の日本は「なんちゃらハラスメント」とか、いろんな言葉があふれてて、なんか生きづらい世の中になったなと思うことがある。昔の日本は「微笑みの国」って呼ばれてたって聞いたことがある。そんな時代が本当にあったんやろか。

ハルジオンの小道で、ひとつ気持ちが整理された

白いハルジオンの花が咲く小道を歩く柴犬もみじ

細い道の両脇に、白い野の花が咲き並んでいた。ハルジオン、だと思う。小さくて素朴な花。その真ん中を、もみじが静かに歩いていた。

この道を歩いていたら、なんか気持ちが落ち着いてきた。

「世の中に嫌な人がいるのは、昔からそうや。それだけのことやな。」

答えは出なかった。でも、もみじと歩いていたら、別に答えなんていらんかった。


吊り橋を渡って、深い森へ

泉の森の吊り橋(神奈川県大和市)

公園の奥には、木製の吊り橋があります。

大きく揺れるわけじゃないけど、古い木の上を歩く音が気持ちいい。橋の下には川の音。さっきもみじが突入した、あの川や。

ここはハードなハイキングじゃなくて、気軽なお散歩ハイキング。トレッキングポールも要らないし、スニーカーで十分。もう少し本格的な山歩きがしたい方には、小町神社からの高松山ハイキングもいいですよ。

橋の近くには「しらかしのいえ」(月曜休・無料)があって、この地域の生態系について学べます。上草柳第3地点東遺跡の案内板もあって、ずっと昔からここに人が住んでいたことがわかります。

郷土民家園で、江戸時代の農家に出会う

大和市郷土民家園の茅葺き屋根の古民家
移築・保存された江戸時代の古民家

正直、今日の散歩で一番好きだったのはここです。

郷土民家園(月曜休・無料)には、移築・保存された江戸時代の古民家が2棟あります。茅葺き屋根、黒ずんだ太い柱。見た瞬間、足が止まった。

ちゃんとした茅葺き屋根の古民家を見るのは、何年ぶりやろ。もみじがその前に座っている姿は、昭和の農村の写真みたいやった。

2026年5月24日には機織り体験ワークショップが予定されているそうです。民俗文化に興味のある方はぜひ。

古民家の中を歩いてみた

大和市郷土民家園の古民家内部、農具が並ぶ
古民家の内部。農具や生活道具が展示されている

中に入ってみた。天井が高くて、茅と古い木の匂いがする。壁沿いに農具が並んでいる。

この空間が、誰かの「日常」やったんやな、と思った。ここで起きて、働いて、ここに帰ってくる。それを何十年も繰り返した人がいる。

便利さのない生活。でも、人はそれでコミュニティを作って、子どもを育てて、生きていた。現代の「ストレス」って、形が違うだけで、昔からあったんかもしれん。

かまどと農具。昔の人の「当たり前」を覗いた

江戸時代の古民家の中のかまど(竈)
かまど。毎朝ここでご飯を炊いていた

古民家の中には、農具や生活道具が展示されていた。

かまど(竈)がありました。「毎朝、ここでご飯を炊いてたんや」と思ったら、なんか頭がくらっとした。

トウミ(唐箕)という、脱穀した米ともみがらを風で選別する農具も。これが日常の道具やったんや。生き延びるための技術。

便利さのない生活。でも人は家族を作って、地域を作って、生き続けた。現代の「大変さ」って、形を変えただけかもしれんな。

泉の森のアクセス・基本情報まとめ

泉の森の週末売店エリア(神奈川県大和市)

泉の森を訪れる際の情報をまとめます。

📍 Googleマップで泉の森を開く

  • 電車:相模大塚駅(相鉄線)徒歩15分 / 鶴間駅 徒歩25分
  • バス:コミュニティバス「やまとんGO」·150円
  • 車:無料駐車場3か所・計122台(夏季延長あり)
  • 売店:土日祝のみ・11–15時
  • 犬:リード着用でOK。フンの持ち帰りをお願いします。
  • 禁止事項:動植物の採取禁止 / 火気厳禁(キャンプ場除く)

神奈川のこのエリアをもっと楽しみたい方には、相模の大凧まつりもおもしろいですよ。無料で見られる、ちょっと変わった神奈川の文化です。

まとめ

泉の森の池と青空の反射(神奈川県大和市)

家に帰っても、仕事のモヤモヤが消えたわけじゃない。そんなに簡単にはいかない。

でも、泉の森を歩いて — もみじが川に突入するのを見て、水車がゆっくり回るのを眺めて、江戸時代の古民家の前に立って — 何かが少し、変わった気がした。

無料、犬OK、半日のお散歩。神奈川でちょっとリセットしたいなら、泉の森はいい選択肢です。

昔の日本は、まだここにある。歩く場所を知っていれば。

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